✨訪問看護に転職してみたい✨
✅初めて転職される方
✅今の職場が辛い方
✅自分に合った転職をしたい方
下記の記事を参考にしてください✨
\転職までのロードマップ🚶♂️/
・私ってHSP?
・HSPの私はどこで働けばいいの?
・HSPだったら看護師できないの?
・おすすめ転職先を知りたい
これらの悩みを全て解決していきます。
HSPとは、「生まれつき敏感で、周囲からの刺激、他人の感情を過度に受け取ってしまう人」をさします。
全人口の約15%~20%と「5人に1人」がHSP気質であると言われています。
この割合は、全人口のB型の割合と同じくらいです。
そう考えると多いですよね。
HSPは病気ではありませんが、
HSP気質により、今働いてる環境が、適正でない可能性が高いです。
まずは、あなたが「HSP気質」かどうか、この記事のチェックリストで確認し、ご自身で確認してみてください。
※特に下記の思いを、強く感じることが多い看護師は必見です※
- 生きづらい
- なんで自分だけ
- 人よりも傷つきやすい
結論から先に言います
HSP気質の看護師は「訪問看護」が非常におすすめです
なぜなのか?
その理由とおすすめできるステーションの環境を解決していきます。
この記事を読むと
✅自分自身がHSP気質かどうか確認することができる
✅HSP看護師の強みが理解できる
✅HSP看護師に「訪問看護」をおすすめできる理由がわかる
✅数多くのステーションからおすすめできる「職場環境」がわかる
このブログでは、訪問看護師である私が、「訪問看護で役立つ情報」を発信しています。
また「訪問看護に転職してみたいけど、勇気が持てない」そんな看護師に向けて支援を進めていますので、他の記事もご覧ください。
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ということで本題に入ります。
Contents
HSPチェックリスト
HSPセルフチェックはこちら
HSPを考案されたエレイン・N・アーロン博士の公式ホームページで、HSPかどうかセルフチェックすることが出来ます。
セルフチェックをおこない、もし14個以上「はい」と答えたあなたは、HSPの可能性があります。
またHSPの人の特徴として
- 考えが複雑で深く物事を考えてしまう
- 人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい
- 刺激に敏感で疲れやすい
- あらゆる感覚が鋭い
と、他の人より少し「神経が過敏」なのです。
先にもお話ししましたが、HSPは病気ではありません。
一種の人間の特徴に過ぎず、決して悪いことではありません。
しかし、あなたがHSPであることを理解できず、仮に社会に出た時、人間関係や社会生活に支障をきたせば、「強迫性障害」や「不安障害」「適応障害」とほかの診断がついてしまう場合も。
そのため、より正しくHSPを理解することが、より良い看護師人生を歩む第一歩になるのです。
ではまず、HSP気質のある看護師さんの強みを見てみましょう
HSP看護師の強み
HSP気質のある看護師は、以下の強みが考えられます。
患者のニーズに反応しやすい
HSP気質のある看護師は、患者の言動や行動の変化に気づきやすく、患者のニーズを捉えることが得意です。
患者の中には、コミュニケーションを取ることが苦手な人がいます。
ですが共感上手であるHSP気質の看護師が関わることで、言動行動変化に気づき、個別性のある看護提供につながる可能性が高いです。
これらの患者への誠実な対応により、「より添った看護」を得意とします。
共感力があり、後輩看護師から好まれる
他者に対して「共感力」が高いため、後輩看護師から好まれることが多いです。
なぜなら、後輩が「どの場面で困っているか」しっかりと見ているため、後輩の気持ちに寄り添い指導することが得意だからです。
また、「よく見てくれている先輩」と思われ、良き相談相手と言われることも多いのではないでしょうか。
細かい変化に気づき、早期異常発見につながる
患者のニーズだけでなく、HSP気質のある看護師は、患者の少しの体調変化に気づくことができ、異常早期発見にも役に立つと言われています。
脳梗塞等の初期症状として、会話がいつもと嚙み合わないなど、日頃の関わりの中と違う点に気づくことを得意としています。
早期異常の発見は患者の生命維持にも非常に重要なことです。
HSP看護師に「訪問看護」を勧められる理由
HSP気質のある看護師の強みが理解したところで、なぜ「訪問看護」が勧められるのか。
もちろん、その強みを最大限に活かすには「訪問看護」が良いということもありますが、
それは、HSPの弱みを「訪問看護」で補うことができるということです。
HSPの弱みって何?
そこを解説しますね。
HSPの方であれば、弱みをみると納得できる部分がたくさんあるかと思います。
HSPの弱みは下記一覧です。
- 頼まれた仕事が断れない(YESマンである)
- 他人の機嫌の悪化は自分のせいだと思ってしまう
- 職場のスタッフと関わると、大きくストレスに感じる
- 自分のペースを取り乱されると、調整が難しくなる(混乱する)
- 自己否定しがち(どうせ自分なんて)
どうでしょうか。
HSPチェックで「気質がある」と分かったあなた、弱み部分と自分に該当することがたくさんあるかと思います。
その弱みを知った上で、HSP気質の看護師が病院内で働きにくい職場、働きやすい環境は以下の通りです。
HSPにとって病院の働きにくい職場
✅手術室など医療職種と関わる機会が多い部署
✅救急外来
✅急性期病棟(外科病棟)
✅集中治療室(ICU、HCU)
HSPにとって病院の働きやすい職場
✅慢性期病棟
✅リハビリ科病棟
✅緩和(終末期)病棟
急性期病棟は常に同職スタッフと密に連携を取り、イレギュラーな処置が入り、自分のペースが乱される。
体力的にも精神的にも非常に疲れることから、HSP気質のある看護師の弱み部分に直接的に攻撃を食らいます。
もちろんHSP気質の人が急性期で働き続けておられる方も多くいます。しかし、そのような方が突然の異動などした時は、新しい環境に耐えられず、退職する人が圧倒的に多いのも現実です。
慢性期病棟やリハビリ科病棟でも「緊急入院」や「緊急検査」などイレギュラーな業務が入ってきますし、一時的に急性期となる患者と関わることも多いかと思います。
そこで、病院以外でHSP気質がある看護師が活躍できる職場を考えると・・・。
- 慢性期患者と長く関れる
- イレギュラーな処置が少ない
- 業務中、自分のペースで仕事をしたくて、スタッフと関わりが少ない
- 自分の時間を乱されることも少ない
これらを可能にできる環境は
「訪問看護」ということです。
「訪問看護」の訪問する患者さんは、
基本「退院可能レベルの患者」です。
そのため、状態が改善に向かっている人を対象に、在宅で過ごすことを支援する仕事なため、「特上の慢性期状態」とも言えるかもしれません。
また訪問時間は、各患者に決まっているため、訪問時間内は患者の時間に使います。
病院みたいに途中でスタッフから呼び止められたり、ナースコールが鳴って対応したり、手術のお迎えを呼ばれることもありません。「関わりたい患者」とゆっくりと時間内で話を聞いてあげられます。
「寄り添いの看護」をしたいと思うあなたには、最高の環境だと思います。
訪問看護の中でもおすすめする「職場環境」
訪問看護の中でも、各ステーション「強み」はたくさんあります。
例えば・・・
✅アットホームな環境
✅認定看護師、専門看護師在住
✅研修制度の充実
✅高給料
✅訪問件数によって出来高払い
等々
その中でも、HSP気質のある看護師におすすめできる職場環境は、「直行」「直帰」を活用されている訪問看護ステーションです。
直行直帰とは?
「会社に出勤しないで自宅から直接営業先や作業現場など目的地に出向き(直行)」「仕事が終わっても会社に寄ることなく直接自宅に帰る(直帰)」こと。
https://www.kaonavi.jp/dictionary/direct-bounce/
なぜHSP看護師に「直行」「直帰」がおすすめできるのかというと、
直行直帰は
- ステーションスタッフとの関わりが少ない
- 勤務前、勤務後に自分時間が長く持てる
- スタッフの顔色を伺いながら、働かなくてよい
詳しい「直行直帰」の記事は下記を参考にしてください。
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近年、コロナ感染拡大の影響もあり、「直行直帰」を導入しているステーションは急増しています。
「直行直帰」を導入しているステーションを自分で探すとなると、残念ながら数は少なく、もしかすると「ブラック企業」の可能性もあります・・・。
そこで転職サイトを使用して、自分に合ったステーションを探してみませんか?
今から転職するのはな・・・。
と思っているあなた。
転職はすぐにしなくてもOK!まずは転職サイトで、どんなステーションがあるのか見てみましょう。
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まとめ
HSPは決して病気ではなく、性格の一種です。
しかし、HSPを正しく理解していないと、精神的に苦しくなり、精神疾患を患う可能性も非常に高くなります。
身体的な傷は治りやすいですが、精神的な傷は非常に治りにくいです。
あなたの働く環境が、あなたにとって非常に働きにくいと感じるならば、一旦突き進むのを辞めて、一呼吸をしてみましょう。
必ずどこかにあなたのことを必要とし、あなたを変えてくれる素敵な職場が必ずある。
HSPであることを恥じらず、少しずつ前に進んでいきましょう。
より安全に転職したい方は、転職ロードマップもご参考ください。
転職ロードマップ
それではまた。