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[ストレス看護師必見]「ストレスフリー超大全」書評&要約/人間関係編①

「私と比べて、あの人は仕事が早い」

「私は仕事覚えられない、同期のあの子はこんなことできるのに」

「先輩看護師から意見を言われると反論できない」

「そもそも人を信頼できない、誰を信頼したらいいのか分からない」

このようなことで悩む新人看護師さん、中堅看護師さんはいませんか?

看護師のみならず、社会人でも多くのストレス原因となっているのは「人間関係」です。

今回は、そんな「人間関係」からストレスフリーとしてくれる方法を2編に分けてまとめていきます。

この記事は「樺沢紫苑氏著書 ストレスフリー超大全」を看護師の私が読み、書評&要約しています。

詳しく本から学びたい方は下記のリンクからご覧ください。


こちらのブログ記事を読むことで、

  1. 他人と比べない方法が分かる
  2. 人を信頼できない時の対処法
  3. 信頼できる人の特徴

が簡単に理解できるようになります。

また、私のブログでは、ストレスフリーとなる基礎編をまとめています。是非下記のリンクから先にご覧ください。

[ストレス看護師必見]「ストレスフリー超大全」書評&要約/基本編

ではまとめていきます。

なおやん

30代 | 男性
和歌山育ち大阪在住
職業:訪問看護師
趣味:車、野球、読書

職歴:大学病院6年勤務
(消化器外科、手術部)

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他人ではなく「自分」を変える

ついつい他人と比べることで落ち込んでしまうことはありませんか?

他人と比べることで、「自分はダメな人間なんだ」と自分を責めてしまいます。

そもそも人間は、他人と比べるという心理的クセがあるため、「他人と比べてしまう」ものなのです。

「同期の看護師がこんなんことして褒められている。自分にはそれはできない」「A看護師はすごく仕事が早い。自分には勝てない」そのようなことを考えていると、自分の欠点を探し出し、ネガティブなことばかりを考えてしまいます。

「A看護師みたいになりたいから頑張ろう」なんて一瞬思ったとしても、だいたいの人は他人と比較することでネガティブな意見になっていくのです。

「他人と比較し、比べることで自分が不幸になる」それが人間です。

そうしたらどうしたらいいのか。答えは3つです。

  1. 他人ではなく、自分と比べる
  2. 他人を比較するのではなく観察する
  3. 「リスペクト」の心を持ち続ける

これらを実践することで、自分を変えていき、比較することは無くなります。一つ一つ解説します。

1.他人ではなく、自分と比べる

他人を比べて不幸になるなら、過去の自分と比べるようにしましょう。

今悩んでることは、3か月、1年前の自分と比べてどうですか?「たしかに、これだけ進歩してるかな」って思うことができるはずです。

「過去のマイナスの自分の状態」と見比べることで「ポジティブな自分の状態」に置き換えることができます。

人と比べてしまう衝動になった時は、過去の自分と比較して衝動を振り払うようにしましょう。

中には「部下や後輩看護師」を見て、気持ちを楽にしている方も少なくないと思います。しかし、その考えは、自分の成長を止めてしまう可能性が高くなります。「後輩はこれで悩んでいる。自分にはできている。大丈夫」だなんて思う癖がつくと、頑張ろうというモチベーションが湧かなくなり、自己成長が止まってしまう可能性が高くなります。

他人と比べるのは辞めて、自分と比較する癖をつけていきましょう。

2.他人を比較するのではなく観察する

先ほども解説しましたが、他人を比べるなと言われても、この世は競争社会でもあります。比べてしまうことも多くあるでしょう。

比べてしまうのであれば、その人を「観察」してみましょう。

例えば「同期のAさん、患者さんや先輩看護師さんから信頼されている。でも自分には信頼されてない」と考えたとしましょう。それで止まると、ネガティブな意見になってしまいます。

「なぜAさんは信頼を勝ち取ることができたのか」「普段のコミュニケーションはどうしているのか」「勉強ってどうしてるのか」等を本人から聞いたり、周りから聞いたり、自らAさんを観察し、徹底的にマネをすれば、どんどん答えが見えてきます。

「比較」ではなく「観察」することを意識しましょう。

3.「リスペクト」の心を持ち続ける

嫉妬心や険悪感、ネガティブな感情を持ち続けて相手を観察しても、マイナスな部分しか見えません。

まずは「リスペクト」する心を持って観察するようにしましょう。リスペクトをすることで、「こうなりたい」と思えるようになり、プラスな部分を見つけることができ、無意識にマネできるようになります。

自分のできていない、相手にできること」を観察するようにしていきましょう。

人を信頼できない時の対処法

1、信頼関係は2人で共同構築するもの

「職場に信頼できる人がいない」そんな看護師さんはいませんか?

人を信頼するには段階があります。誰しも人と人の信頼は0から始まるものです。信頼とは「関係性」を持つことで徐々に上がってくるのです。

信頼関係のレンガは、二人共同で協力して積み上げていくものです。「先輩は何もしてくれない」「同期は何もしてくれない」とあなたは相手を責めますが、果たしてあなたは、信頼のレンガをどれだけ率先して積むことができていますか。

信頼関係がうまくいかない、人間関係がうまくいかない場合、「相手に100%責任がある」ということはないです。もしかしたら自分に原因や責任があるかもしれません。自分から信頼関係のレンガを積む努力をしないと、そこから一向に積みあがりません。

2、心の扉を開ける勇気を持ちましょう

また「信頼できない」と壁を自ら作っていませんか?それは相手を信頼するための心の扉を閉じたままにしているかもしれません。

自分から扉を開けずにいると、相手も感じ取り、「人間関係」「信頼関係」は始まりません。

心の扉を開けるのは、自分しかできません。少しずつ相手の気持ちを読み取る勇気をもって、扉を開くようにしていきましょう。その小さな勇気一つからその人と「人間関係」「信頼関係」は始まっていきます。

3、信頼関係を構築する5ステップ

人の信頼には段階があり、共同でレンガを積み上げる話をしました。そしたら具体的に積み上げる信頼関係のレンガはどのように積み上げていけばよいかまとめます。

ステップ1「警戒」:相手と初めて会った時、「自分は悪い人でない」と思ってもらう必要があるので、「きちんと挨拶をする」「笑顔で対応する」ことが大事です

ステップ2「疑心」:とはいえ、まだ相手は自分を疑う目を持ったままです。「本当に信頼できる人なのか」と思う人も多いため、ここで相手と雑談や冗談(笑い)を取ることで徐々に相手に安心感が生まれます。

ステップ3「理解」:人は同じ共通点を見つけることでより安心感を持ち、相手は私とつながろうとする傾向となります。 普段のコミュニケーション内で、「その人のも共通点」を見つけていきましょう。

ステップ4「共感」:共感するためには、相手の思いを傾聴することが大切です。また相手の事だけでなく「自分の弱さ」「マイナスな部分」等、これらを打ち明ける自己開示をすることも重要となります。

ステップ5「信頼」:ここまでくると、相手との信頼関係は構築できたといっても過言ではないです。自分は相手のための行動をおこない感謝され、相手も自分のための行動をし感謝する。時間の共有ができることが可能になります。

今思い悩む人は、ステップの内どの段階にいるのか把握し、見合った対応をすることが、信頼関係構築に非常に大切なことになります。

信頼できる人の特徴

職場での信頼できる人の特徴として、こんなことを思いませんか?

「交流することで、自分にとってプラスになる、学びや自己成長につながる、楽しい時間を過ごすことができる」

信頼できる人は「相手に貢献する視点、貢献する余裕がある」ことが特徴です。そのため、その人が「自分の利益優先で考えていないか、自分のことで精一杯かどうか」見極める必要があります。

人間には「For Me思考」「For You思考」の2つを持つと言われています。

For Me思考は、「自分の利益優先」「人を支配しようとする」「自分のことしか考えない」「人を信用しない」といった考え。

For You思考は、「相手の利益を考える」「人を喜ばせようとする」「相手のことを考える」「人を信頼する」といった考え。

全員強弱はあるものの、両方を持つと言われていますが、あなたは、どちらが強いですか?

是非、人からの信頼を得たいという方は、For You思考を強く持つようにしましょう。

詳しく信頼できる、できない人の共通点を知りたい方は本を買っていただいてご覧ください。


まとめ

いかがでしたか?

人間関係構築には段階があり、信頼できる人には特徴があることを理解できたと思います。また他人比較することはストレスとなるため、自分を変えることの重要性をわかってもらえたと思います。

看護職の中や病院内でも重要視されているのは、「人間関係」です。人間関係がうまく構築できれば、患者により良い看護の提供につながると思います。

また看護師以外の方も記事を参考にしていただけることで、ストレスフリーの道に進んでいけると思います。

ではまた「人間関係編②」でお会いしましょう。

ほなまた!!

  • この記事を書いた人

なおやん

30代 | 男性
和歌山育ち大阪在住
職業:訪問看護師
趣味:車、野球、読書

職歴:大学病院6年勤務
(消化器外科、手術部)

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