こんにちは、なおやんです。
今回は車の下地処理の重要性についてお話します。
私は、周りから「洗車マニア」と呼ばれるほど、洗車が好きな看護師です。
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「さて洗車も終わったし、最後にコーティングでもやろうかな」そんなことを思っていつも洗車していませんか?
実は車のコーティングをする前に「下地処理」をすることが非常に大切です。
この記事を読むと
✅シャンプー洗車では落としきれない汚れが理解できる
✅下地処理の重要性が理解できる
✅各汚れに必要なアイテムが理解できる
では早速行きましょう!
車の下地処理の重要性
私が、洗車について詳しくない方に、「下地処理」を説明する際、よく使う言葉があります。
車の下地処理は、女性の化粧の化粧落とし、下地作りと同じ!
「女性の化粧を落とすとき、クレンジングとか使うよね?洗顔後、もし顔に残った化粧があっても、その上から化粧ってしてますか?」
車も女性の化粧と同じで、コーティング(化粧)する前に下地を作ることが大事なのです。
ポイント
もし下地がきちんと処理されていなければ、「コーティング施工後にムラができる」、「本来のコーティングの効果が得られない」ことも。
皆さんはディーラーで勧められた高いガラスコーティングを施工していますか?
もし施工しているのであれば、定期的な洗車とメンテナンスを施工せず放置しているとコーティング劣化をもたらします。
割高なコーティングをしてもらった上、コーティング劣化するとなると非常に勿体ないです。
ガラスコーティングを保護、劣化防止するために必要なことは「日頃の洗車」と「下地処理」です。
そしたら、車の下地処理ってなにをすればいいの?
まず、普段の洗車で落ちきれない汚れを下記にまとめてみます。
✅鉄粉
✅水垢
✅油膜
✅花粉、黄砂
✅虫汚れ、鳥の糞
これら以外にもまだありますが、普段のシャンプー洗車では落ちきれない汚れがこんなにたくさんあります。
こちらの写真は、普段の洗車後に、とある汚れ落としクリーナーで汚れを落とした後のタオルの写真です。
どうですか?洗車した後なのに、まだボディはこんなにも汚れてるんです。
シャンプー洗車後、ボディが綺麗に見えたとしても、これらのものは容易に落とせるものでもないです。
油膜除去もできるカーシャンプー
水垢除去カーシャンプー
など、洗車と同時に除去できるシャンプーもありますが、このブログではお勧めいたしません。
おすすめめしない理由として、「簡単な油膜や水垢しか取れない」「仕上がりにムラになりやすい」「逆にコーティング剤を痛める」からです。
下地処理をせずに、水垢や油膜の上からコーティング。コーティング効果が薄くなったからもう一回コーティング・・・
それを繰り返すことで汚れがミルフィーユ状となり、綺麗にしようと思っても研磨が必要な状態となってしまいます。
大事なポイント
✅シャンプーでは落としきれない汚れがある
✅車の下地処理は女性の化粧する下地作りと同じ(化粧を落とさず、その上から化粧しているのと同じ)
✅「オールインワン」「ハイブリッド」のシャンプーはお勧めしない
✅適切なメンテナンス、洗車をしないと、高価なガラスコーティングが痛む場合がある
下地処理の重要さ理解いただけたでしょうか?
そしたら洗車では落ちない汚れはどうすればいいのかまとめていきます。
鉄粉
皆さんの車、洗車した後のボディ、なんだか「ブツブツ」「ザラザラ」していませんか?
それは「鉄粉」が原因の可能性が非常に高いです。
鉄粉とは、文字通りの「鉄の細かい欠片」です。
鉄粉が付着する原因
✅ブレーキダスト(ブレーキをした時に発生するブレーキパッドの微粒子)が付着
✅幹線道路や線路沿いに多いとされる鉄粉が付着
なので、特に都心部に住む方々の愛車には、鉄粉がボディに付着している可能性が高いと言えます。
鉄粉を落とすには「鉄粉除去剤」です。鉄粉除去剤の中にも、種類がたくさんあります。
なかでも、初心者の方におすすめなのは、
「スプレー型」をお勧めしています。
なぜスプレー型が良いのかを説明すると、鉄粉除去する際、ボディに傷をつける危険性が低いということです。粘土を鉄粉除去で使用される方もいますが、より上級向けかなと思います。
粘土は傷がつきやすいからです。
鉄粉除去スプレーは、化学物質で鉄粉を分解するため、非常にボディに優しく施工できます。スプレー型のデメリットは、一度では落ちづらく、何度も施工しなくてはいけないことです。
おすすめ商品はこちら
YouTubeで紹介されています。是非参考にしてください。
大事なポイント
✅鉄粉は、都心部の車ほど付着しやすい
✅鉄粉除去を初めてする人は、「スプレー型」がおすすめ
✅鉄粉除去に粘土を使用する方も居るが、初心者には難しい
水垢、虫汚れ、花粉、鳥糞
青空駐車されている方々は残念ながら、絶対に水垢、花粉、虫汚れ、鳥糞..を付かせない方法はまずありません!
これらの汚れができても、すぐに対処できれば、カーシャンプーだけでより簡単に落とすことができますが、放置を続けると、どんどんとれなくなってしまいます。
普段の洗車では取れなくなってしまった汚れは、「酸性クリーナー」を使用しましょう。
おすすめ商品
GANBASSの「REBOOT」
こちらの商品は、強力な酸性クリーナーのため、手袋、マスクを着用して、皮膚に付かないように注意してください。
もっと手軽にしたい方はこちら
BASEの利用したレビューを記事にしていますので、ぜひこちらからご覧ください。
大事なポイント
✅青空駐車の車は必ず汚れる
✅軽度な汚れは洗車で落とすことができるが、大体は洗車では落ちない
✅除去には酸性クリーナー(取り扱いには注意!)
油膜
油膜付着の原因
✅大気中の排気ガス
✅道路に溜まった油分を含んだ水をかぶる
✅コーティング剤が溶けて劣化したもの
✅油分を含む雨水を浴びる
これらをあびることで、車に「油膜」という汚れが固着してしまい、非常に落とすのが困難となります。
特に油膜が固着すると厄介な場所は「フロントガラス」です。
皆さん、こんな経験ありませんか?
「晴れている時は特に問題なく運転できるが、雨の中を走行中、前から来た車のライトが非常にまぶしくて、一瞬視界が非常に悪くなる」
これは油膜が原因です。油膜が固着することで、光が油膜を通じて乱反射を起こし、それがまぶしさに繋がっています。
まぶしいことで、安全に運転できなくなる。夜の運転が怖いとストレスとなりますよね。
油膜は普段の洗車では、残念ながら全く取れません。「油膜除去剤」を使用して落とすことができます。
初心者の方にお勧めするのは、スプレー式です。
シート式の油膜取りも販売されていますが、シート式よりスプレー式の方がより強力で油膜を除去できるとされています。
塗り込み式というものもありますが、やや手間がかかるため、初めて行う方は、スプレー式からやってみるのも良いでしょう。
おすすめ商品
こちらの商品は、油膜除去だけでなく、ガラスコーティングもしてくれる万能商品です。Youtubeでも紹介されていますので是非ご覧ください。
スプラッシュリムーバーはガラス専用です。ボディには利用できません。
ガラスに水垢がある場合は、ガラスポリッシュを使用することをおススメします。
\スプラッシュリムーバーとセット/
研磨剤を使用するのが怖い方は、恐れずプロに依頼するのが良いでしょう。
大事なポイント
✅夜の雨天時に、前が見にくいのは「油膜付着」が原因
✅油膜除去するだけで、夜間の運転のストレスが解消する
まとめ
いかがでしたか?今回は下地処理の重要性と汚れの除去方法の一部を紹介しました。
下地処理は、普段の洗車に一手間加えるだけで、見違えるくらい車が綺麗になるだけでなく、汚れが原因で交通事故を引き起こすリスクを下げることができます。
下地処理は毎回すると非常に労力も要りますし、お金もかかってしまいます。
そのため私は季節の変わり目に1回は必ずおこなうようにしています。
下地処理するタイミング
✅黄砂、花粉のシーズンに入る前
✅梅雨に入る前
✅涼しくなってきた秋初旬
✅寒くなってきた冬初旬
下地処理の後に、簡易コーティングやガラスコーティングをするだけで、今回紹介したような汚れが付きにくくなります。
このブログでは洗車に関して記事を書いてます。関連記事もご覧ください。
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是非この機会に、普段の洗車に一手間加えて、愛車を綺麗にしてみましょう!
ほなまた!!